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サイコパスの特徴 [その他]

反社会的人格の一種を意味する「精神病質」は、
英語では「Psychopathy(サイコパシー)」と呼ばれ、
そのような病質を抱える人を「Psychopath(サイコパス)」と呼びます。
社会人口のおよそ1%がサイコパスであるという主張がある中、
The Conversationが「サイコパスの特徴」と
「サイコパスと付き合う上で起こりうる問題」について、
これまでの研究結果をもとにまとめています。

サイコパシーは、世界保健機関(WHO)が公表する
「疾病及び関連保健問題の国際統計分類(ICD)」では
「反社会性パーソナリティ障害」に分類されています。
定義としては、社会的規範や他者の権利・感情を軽視し、
人に対して不誠実でウソに満ちた行動を取り、
暴力的になりやすい傾向があるというパーソナリティ障害です。
サイコパスであると診断するためには、
犯罪心理学者のロバート・D・ヘアが作成した
「サイコパシー・チェック・リスト(PCL)」が一般的に多く用いられます。

ここで注意しなければならないことは、「サイコパシー」とは
反社会的な側面を持つ傾向を示す性質であるものの、
決して「犯罪的ではない」ということ。
実際に、社会生活に適応しながら成功を収める
非犯罪的なサイコパスの例が紹介されたことがあります。

サイコパスによく見られる特性の1つが、病的なまでにウソをつくこと。
自分の行動を隠し、目標を達成するために、
どんな状況下でも自分の周りの人たちに対してさまざまなウソをつきます。
また、サイコパスは他者の行動を研究し、その結果をうまく使うことができ
人を動かす能力に長けているとされています。
サイコパスの自尊心とストレス対処法についての研究では、
サイコパスは相手のプライドを打ち砕いて徐々に混乱させることで、他者を
計画的に自分の支配下に置こうとする傾向があると示唆されています。

道徳観念・罪悪感の欠如は特に対処が難しいといわれています。
刑務所内でサイコパスと診断された囚人を脳スキャン調査した結果によると
道徳や情動など感情をつかさどる部分である前帯状皮質の活動が
通常よりも少ないことがわかりました。
さらに、前頭前野を含むいくつかの脳領域の構造や機能が
普通と違うということも発見されています。

「サイコパスは他者の感情を感受する共感性が乏しい」
といわれることがよくあります。
しかし最近の研究では、サイコパスは
他人に共感する能力がないというわけではなく、
「共感性のオン・オフを切り替えるスイッチを脳内に持っている」
ということが明らかになっています。
心理学では自己制御と共感性は密接に関わっているといわれていますが、
サイコパスは自己制御が欠如している傾向が強いため、
意識しなければ共感性がオフになってしまうと考えられています。

サイコパスと診断される人が恋人や友達を作っても、
トラブルに見舞われることがよくあるそうです。
特に、サイコパスと診断される人は多くの人と肉体関係を持ち、
不倫に関わるケースが非常に多いという報告もあります。
また、サイコパスは自分の価値を高く認識する
ナルシシズムの傾向が強いこともわかっています。
ほぼすべてのサイコパスは、
他者といいことも悪いことも分かち合うという
「共生」のスタイルが取れず、
他人を餌として多くを摂取しようとする
「寄生的な生活」を行う場合が多いことが確認されています。

サイコパシーを抱える人は、
浮気を何度も繰り返したり、相手の金品や貴重品をこっそり盗み出したり、
そのことが判明しても全く悪びれなかったりを繰り返してしまうため、
恋人関係や友人関係が長続きせずに
破綻するケースが非常に多く存在します。
しかし、サイコパスは共感能力や罪悪感が欠如しているだけであり、
苦痛を受けたり孤独を感じたりすることもあれば、
欲望を持ち、愛情を受けなければ悲しみを感じます。
サイコパスであることも含めて相手を受け入れることで、
関係は良好なものになる見通しがより高くなる、
とThe Conversationは論じています。

https://gigazine.net/news/20181204-worried-dating-psychopath/

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