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パンがないならゴキブリを食え [その他]

今後数十年で食糧不足が世界的な問題になると予測されている。
その救世主になるだろうと多くの専門家が考えているのが、昆虫である。
すでに様々な昆虫料理のレシピが考案されており、
レストランでもメニューに載せるところが現れている。

だが、それを今ある食材の代わりとするには何らかの工夫が必要であろう。
ブラジルのある食品研究者はゴキブリを小麦粉代わりにして、
パンを焼くことに成功したそうだ。

・養殖したハイイロゴキブリで栄養価の高い良質なゴキブリ粉

ブラジル、リオグランデドスール連邦大学の学生である
アンドレッサ・ルーカスとローレン・メネゴンの両氏は、既存の小麦粉より
タンパク質が40パーセント以上豊富なゴキブリ粉を開発した。
あらゆる焼き料理に使える優れものである。

ここで勘違いしているみんなに説明しておくが、ゴキブリ粉の素材は、
夜中に台所を這い回っているチャバネなあいつではなく、
ハイイロゴキブリという種だ。
専門のブリーダーから提供されたもので、
ブラジル国家衛生監督庁が定める衛生基準をきちんと満たしている。

・ゴキブリはたんぱく質が豊富で必須アミノ酸8種を含む

「ゴキブリを選んだのは、タンパク質が最も豊富な昆虫だからです。
更に9つの必須アミノ酸のうち8つを含み、
高品質の脂肪酸(オメガ3やオメガ9)もあります。
しかもその100パーセント近くが利用可能で、
無駄な部分はほとんどありません」と両氏。

「昆虫は食べたものを実に効果的に栄養構造に変換することができ、
人間はそれを食べることができます。
豊富なタンパク源であるため、人間の食料の栄養価を改善できます。
栄養不足の地域では特に有効でしょう。またこれを食べることで、
家畜による環境への悪影響を緩和することもできます。
必要となる場所も発生する汚染も少ないですから。
こうしたことから、研究するべきだと考えました」

・普通の小麦粉と味にほとんど違いはない

ゴキブリをゴキブリ粉に変える方法は不明だが、
おそらくは乾燥させ、挽いて粉にするのであろう。
それから一般的な混合粉を混ぜて、タンパク質たっぷりのパンを焼き上げる。
ルーカス氏とメネゴン氏の研究によれば、
ゴキブリ粉を10パーセント混ぜて焼き上げたパンは、
普通の小麦粉のパンに比べてタンパク質が49.16パーセント豊富だという。

ちなみにゴキブリ粉パンと普通のパンの試食を行なったところ、
味の違いはほとんど分からなかったそうだ。
シリアルバーやケーキなどを混ぜてしまうと、さらに区別できなくなる。

・ゴキブリに対する拒絶反応が弊害に

しかし普通の人においては昆虫を食べることへの抵抗感が強いことも明白だ。
両氏が試食を頼んだ際に、ゴキブリ粉を使っていることを告げると、
大半が拒んだという。

2人は時間がそれを変えてくれることを願いつつ、
おそらくゴキブリよりも抵抗が少ないであろう
コオロギや甲虫といった別の昆虫での実験も進めている。

「国連の推定では、2050年までに
世界の総人口を支えるだけの食糧生産地を確保できなくなります。
昆虫を飼育する場合、土地や水が少なくて済み、
牛に比べ温室効果に寄与するガスの発生も少ないことから、
非常にエコな生産物となります。
しかも昆虫は全体を利用することができます。
牛の場合は、食べられない部位もあるので、そうはいきません。
現段階ではまだ現実ではありませんが、将来的には必要になることでしょう」
そう語る両氏だ。

http://karapaia.com/archives/52235126.html

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