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孤独はさらに人を遠ざける [その他]

●孤独による悪循環。
 孤独が長いと自己中心的になり、
 それがさらに人を遠ざけるという研究結果(米研究)

あまりにも長く独りでいると自己中心的傾向が強まり、
それがさらに人を遠ざけ、
より孤独に陥ってしまうという悪循環にハマるそうだ。

孤独と自己中心性が互いに強め合うことを発見したのは、
米シカゴ大学の研究チームだ。

同チームは11年間に渡って50~68歳の229人から収集したデータから、
孤独によって自己中心的な傾向が助長されることで、
社会的な孤立がさらに深まることを明らかにした。

・孤独は人を自己中心的にする

2006年の研究結果では、”進化”は
人間が特定の感情、思考、行動をとるよう
脳を形作ったと指摘していた。
孤独が自己中心性を助長するという今回の発見は、
この説に一致するものだ。
 
人間がここまで強い種に進化できたのは、
社会的な交流に適応した脳の変化と
それによる相互の助け合いに負うところが大きい。

しかし相互の助け合いがない状況においては
自分の利益にのみ集中し、
自己中心的に振る舞うようになる。

・自己中心的になることは、短期的には自分を守れるが・・・

人はもともと他人の利益を気にする生き物だが、
進化生物学の視点から見ると、
大昔は仲間からの協力を得られない人間は
生き残ることができなかった。

しかし現代社会のプレッシャーは、
人類に孤独感が進化したときのそれとは大きく異なる。

現代社会において、孤独な人間は
自己中心的になることで短期的には自らを守ることができるのだ。
しかし長期的には、健康や幸福感を低下させるという
有害な影響が現れてしまう。

・孤独はもちつもたれつ、お互い様の意識が欠落する

「進化の適応反応は太古においては生存を助けたかもしれませんが、
現代社会では孤独から抜け出すことを難しくしてしまいます」
と研究の中心人物ステファニー・カシオポ博士。
 
相互に協力し合うことは片方が他人の犠牲になることではなく、
力を合わせて1+1=2以上の成果をあげることだ。

しかし孤独になるとそうしたことを忘れ、
他人を犠牲にしてでも自分の利益を得ようとしてしまうのだ。
こうして状況がさらに悪化する。

イギリスでは成人の8人に1人が親しい友人はいないと答えている。
また45パーセントが孤独を感じることがあり、
よく感じるあるいは常にという人は18パーセントだ。
愛されていると滅多に/まったく感じない人は17パーセントである。

一方、良好な友人関係があるという人は83パーセントで、
18パーセントは親しい友人が2、3人いると回答している。

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人間は群れをなし、社会生活を営む生き物である。
また、何かの犠牲に成り立って存続しているわけで、
人は一人では生きていけないという意識を
常に持っているが正常な状態なのだが、
孤独が長いと、一人で生きているような気になってしまい、
自己中心的になってしまうということだ。

だがどんなに他人を嫌っても、
今飲んでいる水は、水道局にかかわっている人々の手によるものだし、
今見ているスマホだって誰かが作り上げたものだ。

人と面と向かってかかわることを避けてもいいが、
人によって、また自然界によって生かされているという現実は
常に自覚しておいたほうが良いのかもしれない。

http://karapaia.com/archives/52241029.html

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